私たちは今、資本主義が変化する狭間の時代にいると思います。この新資本主義の時代においては様々なものが資本として勘案され、従来の資本主義とは違う価値観が形成されていくと考えます。その環境においてサードリーは、人々や社会が経済的成長のみならず個々の幸福を最大化することに価値を置いています。単にビジネスの成功を目指すのではなく、人々が自分らしい時間を過ごせる社会になるべきではないかと考えています。そして、それがさらなる経済的な成長にも寄与するとも考えています。

そして、これは日本の未来に私たちの世代が何を残し、どのような社会を構築していくのか、ということへの挑戦でもあります。

私たちのミッションは、利益創出とウェルビーイング向上を相互に作用させ、働く人の「自由時間」を真に自由なものへと解放することです。真に自由になるとは、その時間の使い方が企業ではなく自身の判断によって行える状態であることを意味します。

生産性を高めるためのサイクルを回し、それによって得た余剰を人的投資へ再配分する。スキルとモチベーションが向上すれば、組織はさらに高い付加価値を生み、時間当たりの利益効率がさらに上がる。このサイクルによって生まれた余白の時間を、学びや創造、自己実現、家族との絆を深めるために、私たちはこの循環を多様な企業に組み込み、働く人が自らの価値観に沿って生きることで経済的発展と個人の自己実現を両立する世界を目指します。

私たちのビジョンは「週休三日の世の中を実現する」ことです。このビジョンは社員さんがより多くの自由時間を持ち、自らの選択によって自らの生き方を決定していくための手段であると考えています。時間当たりの付加価値を最大化することで、競争力と収益性を向上させながら労働時間を短縮する。社員さんは余剰となった一日を学び・創造・絆づくり・自己実現に充て、より豊かな人生を築く。これは単なる働き方の変革ではなく新しい社会インフラのアップデートでは無いでしょうか。

そしてこれは自らの選択によって自らの生き方を決定していくための自由と機会の獲得であるのだと考えています。